ひでっぷの技術メモ

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VNC

仕事柄客先のサーバーやパソコンにリモートで入ってメンテナンスをすることがよくあります。
リモートソフトと言えば昔は「PCAnywhere」を使用していましたが、最近はRealVNCをよく使用します。

VNCとはVirtual Network Computingの略でAT&T ケンブリッジ研究所で開発された、デスクトップへのリモートアクセスシステムです。
VNCの良いところは各種プラットフォームが用意されていること。
サーバー側はWindowsはもちろん、LinuxのようなUNIX系OS、マックOSなどです。
クライアント側はWinCEやブラウザを使用してのJava版などもあります。

RealVNC」はVNCを開発していたメンバーがリスタートさせたプロジェクトでフリーウェアです。
VNCにはサーバー(操作される側)とクライアント(操作する側)があってVNCと名の付くソフトはそれぞれで互換性があるので大変便利です。

まあ、WindowsXPpro同士だったらリモートデスクトップでいいんですけどね。
Linuxのサーバーを使ったりLinuxのサーバーを踏み台にしてWindowsマシンへリモートで入り込んだりするのに重宝します。

最近のバージョン(4.1.1)でパスワードを回避されるセキュリティホールがあったので、使用する場合は最新版を使用しましょう。
本当はVNCサーバーを常時立ち上げておくのは危険なのでやめた方がいいと思いますけどね・・・