ひでっぷの技術メモ

はてなダイアリーから移行しました

Armadillo-9で使用するCFをフォーマットするディストリビューターのバージョンに注意<span style="font-weight:bold;">2010-06-15追記

久々にArmadillo-9を使用する仕事が入ったのでCFをUbuntu10.04でfdisk、mk2fsしバックアップしてあったイメージをcp。
いつも通りにやったが起動せず。
以前fdiskでfdisk /deb/sdaとしなければいけないのを fdisk /dev/sda1とやっていて起動しなかったことがあるのでそのあたりを注意しつつもう一度試すがだめ。
hermitにて正常ならば

Image.gz is found

と出るはずが

Bad inode size

と出て起動せず。
Ubuntuだからだめなのかなあと思いながらDebian lennyでやってみるもこれもだめ。
今起動しているCFから直接コピーしてもだめ。
色々試してだめなので途方にくれて代理店の担当者さんに問い合わせると
Armadillo-9でフォーマットしてもだめですか?
との返事。
「今までさんざんDebianでフォーマットしてきたのになあ・・・・」
と思いながらArmadillo-9でCFをフォーマットし、Ubuntu10.04でファイルをコピーすると・・・・起動した!
そこではっと気づきました。
前回までCFをフォーマットしていたのはDebian etch
そのPCが壊れて現在はDebian lennyの入ったノートPCとUbuntu10.04の入ったデスクトップに変わっていました。
試しに会社にあるDebian etchでCFをフォーマットしてファイルをコピーすると・・・これも起動しました。
ということでArmadillo-9で使用するCFはArmadillo-9本体かDebian etchでフォーマットしないとだめです。

[2010-06-15追記]
コメントでも指摘していただいていますがe2fsprogsのdefaultのInode Sizeが変更されているようです。
ArmadilloのHowToサイトにも出ていました。
mke2fsを使ってフォーマットしたメディアを使うと、hermitに "Bad inode size" と言われる | 組み込みLinuxのArmadilloサイト