Debian系Linuxでapt-getによりmysqlを入れた場合の注意点
とは言っても普通に使う分には何の問題もないわけですが、
例えばレプリケーションなどを組む場合に/var/lib/mysqlのデータをSlave側にコピーしたりすると/etc/init.d/mysql stopでmysqlが停止しません。
実は/etc/init.d/mysqlでmysqlの起動停止するのにDebian系Linuxはdebian-sys-maintというユーザーを使用しています。
コピー元のサーバーとコピー先のサーバーでdebian-sys-maintのパスワードが違うためにmysqlの停止ができなくなります。
(ここでプロセスをkillしたりすると起動もできなくなると思います)
どうすればいいかというとdebian-sys-maintのパスワードは
/etc/mysql/debian.cnf
の中に書いてあるのでこれを参考に
GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'debian-sys-maint'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';
すれば停止できるようになります。